福山雅治

  • 2017.09.07 Thursday
  • 09:16




映画「そして父になる」を観た。この映画でのリリーフランキーの演技をスピルバーグが褒めていたというのをネットで読んで観ることにした。幾つかの場面が強く心に焼き付いた。福山雅治といえばTVドラマ「ガリレオ」のイメージが強かったのでこの中の誰かが死ぬのだろうかとか事故に遭うのだろうかとついつい考えてしまって全く不自由な脳である。数日前既に観ていた夫が大丈夫誰も死なないよと言った。




とにかく福山雅治が良い。福山雅治が良いというのはもはや揺るぎないパブリックイメージだけれど何度でも言うよ。福山雅治は童顔。色白、軟弱な肌触り、未発達な精神の大人子どもの不器用な堂々巡り。歪(いびつ)で稚拙な思考回路では目の前の小さな子ども1人幸せにする術も力も無い。全く心底可哀想なんである。




悪意の結果である。こんな顛末はハッピーエンドにはなり得ないだろう。しかしながら「そして父になる」という題が前向きで心温まるのだ。福山雅治は走るよ。諦めないで何処までも我が子を追い掛けるのだ。そしていつ何時もこの子のそばに居てやらねばならないと、そうして心に秘めている我が子の苦悩を何としても救済せんと彼は懸命に努めていた。




リリーフランキーももちろん良かった。だけど彼は言わばそのまんまだからね。安定のポンコツ、心強いポンコツの景色。いやーここはお父さん役福山雅治が良かった。うん、断然福山雅治。
コメント
「そして父になる」の福山雅治は本当に良かった。全然期待せずに見た分、よけいそう感じた。特に、ラスト近くの子供を追いかけるシーン。あれには心打たれた。
是枝監督は「龍馬伝」を見た時、福山雅治をイメージしてこの脚本を書いたと言っていた。今度の是枝監督の新作も福山雅治が主演してるようだけどちょっと楽しみにしてる。
リリーフランキーも評価してるけど、あれだけだからね(^^;)
  • URURUNDO
  • 2017/09/09 9:08 AM
ururundoさん
私も観る前は全く期待していなかったのです。そしてリリースフランキーが出ていなければ観なかったと思いますね。映画を観ていろいろ考えました。親子間の親という立場への子が抱く絶対評価と社会的な「模範的な親であるならば」という一般論は必ずしも一致しないんですね。そして子から発信される自然な親への情愛がそこに無ければどれだけ立派な属性や性質を持った大人であっても容易に親にはなり得ない。どちらが先に諦めてしまうのか。親子というのはヒトが持てるもので諦めたくないもののひとつなんでしょうね。私の友人は養女になったり嫁いだりで親6人居ますから。それもまたすごいなと改めて思いました。
  • marihakobo
  • 2017/09/09 6:56 PM
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